こじらせ長女は「ありのままで」じゃダメなのです。正しい「アナ雪」の鑑賞のしかた

こじらせ長女の胸のうち

しっかりしなきゃ。

でも本当のわたしはそうじゃないの、わかってほしいけど、

誰かに見つけてほしいけど、でもそんなの無理だからもういいの!

(ほんとうはよくない)


っていうこのこじらせ感覚をいい具合にくすぐり、そして

ありのままの私で、いいんだ!!!!

と勇気付けてくれる存在。

 

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 そう、彼女ですよ。レリゴーですよ。

日本での社会現象化は記憶に新しいですね。

 

公開当初、私は日本語吹き替え版を幼稚園のころからの親友と見たのですが

当時、2年近く付き合っていて大好きだった人に

ヒドい振られ方をして(前記事の人とは別人です。痛む古傷)

めちゃくちゃ落ち込んでて、失意の末に実家に静養に戻って

親友とバカ騒ぎしてストレス発散に付き合ってもらって

その締めに、甲府の映画館でこれ見て号泣した思い出があります。涙

 

「そうだ私は、ありのままで自分の人生生きるんや!」

って息巻いて東京に戻ったのが懐かしく思い出されましたw

 

でも

英語版に込められていたメッセージは

実は「ありのままでいいんだよ」とは正反対なの、知ってました??

 

時を超えて、明かされる真実 

 

先週金曜日、ディズニー映画「アナと雪の女王」が

地上波で初登場したことに便乗して(?)放たれたこのコラム

たいへん興味深く読みました。

news.yahoo.co.jp

英語の「let it go」は 「ありのままで」とは訳されない。
どちらかというと、もう「行くに任せよう」、
つまり「成り行き任せ」「もうどうでもいい」
とでも訳されるべき言葉である。

生まれたときから周囲を凍らせ
雪を降らせることのできる特殊な能力をもつ女王エルサが、
それを皆に知られてしまい、絶望のあまりにやけになって、
山に閉じこもるというシーンである。

それが日本語版では、「ありのままでいい」と
振り切れたというような印象を与える。

そう。

「降り切れたような印象」なんですよ。

つまり、単純に考えると

ただ自暴自棄になって閉じこもってただけなんですw

 

じゃあ結局なんなの?「Let it go」って

 

それがですね。これ、読んでみてください。

matome.naver.jp

 

奇しくも偶然、だんなさんと企画しているワークショップに

そのとき流れていたBGMを聴いて直感で「Let it go~♪」とノリで名前をつけてしまい

必死に後付けで意味をつけようとしてたら発見しました。

 

ちなみに参加者絶賛大募集中です。

 

shigemioden.hatenablog.com

 

もともとエルサは「悪役」とされていたけれども

この日本語訳詞の影響で、

アナと並んでのダブル主役に躍り出ることになったと言う話も「へぇ!」

という感じですが、なによりここ!

 

アナと雪の女王』のテーマは、ありのままの自分を受け入れ、自分らしい自分となって自分の力を活用すること

 

「戸惑い傷つき 誰にも打ち明けずに 悩んでた」という部分は

英語歌詞にはないですね。

 

つまり、あの映画の真意は

端的にいうと「解放せよ」ってことなんだと思います。

 

人は、自分の本来の力が100%発揮されることをもっとも恐れる。

それがエルサの氷の力をメタファーにしてて。

閉じこもってないで大切な人を大切にして、素直に心を開いて

自分の力を最大限つかっていけば、道は開かれるよって。

 

 

ありのままでいいんだって思考停止して暴走して

雪山にこもってるんじゃなくて。

心のとびら開けて、恐れずに全てを開いて。

そうすれば幸せはやってくるよと。

きっとそんなことがいいたかったんじゃあなかろうか。

 

現実は厳しいけど、優しいですよ。

中途半端な慰めなんかより、よっぽど、ね。