ならみおダイアリー

27歳で会社を辞めて、地元山梨県都留市にUターン。地域おこし協力隊 / 古民家ゲストハウスオーナーをしています。

孤独になんて、なりようがない

自分はなんてちっぽけな存在なんだろう
いまここにいる時さえも、
気にかけてくれる人がいて
孤独になんてなりようがない 
感謝しかない

 

いままでは、
努力にそのエネルギーを向けてた
ただその努力が何に向かってるのか
自分が本当に求めているものは何か
そこに生じる不安と向き合いきらずに
努力することに逃げてた
偽りの安心感を握りしめて、必死になってた

でもここ1年で
頑張ってるだけじゃ何も変わらないんだよって
いろんな方面からメッセージを受け取った

この本との出会いも大きかった

世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉

世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉


なので、努力をやめて勇気を出してみた
何が正解なんて分からない
でも心の声がするほうにただ向かってみた
世界は優しい
色んな人が私にはついてて、後押ししてくれて
なんで?って思うぐらい。
でもそれを今はただ受け取ろうと思う。

最初は案の定ざわついた。

「なにやってるんだろう、こんなところで」
「ひとに迷惑や心配やたらかけまくって、
自分がしていたことの有り難さに気付いて欲しかった?」

…そんなの、全部嘘だ。

自分がみんなにとっての
蓋になってしまっているんじゃないか
ということにずっと気づいてて、でも
それを表現することを躊躇してた
私には他にすべきことがあるんじゃないか、と
気づいていながら、伝えていなかった
というかそれが何なのか、
わからないけど、ここにはないと感じる、って
伝える勇気がなかったんだ

それを止めていたのは、
ここで「やるべきこと」を投げ出したら
どう思われるだろう、という勝手な恐れ
これまではその恐れを消すために
必死になって朝から晩まで働いてきた
結局それは自分に対して
嘘をつくことの繰り返しで
いろんなものがすり減って、疲れてしまった

でも、もしも
私が本当に求めてることと
私以外の人が私に期待していることが、
ほんとうに「同じ」なのだとしたら

それは
私が必死にコントロールを握って、
かつ消耗して
皆の挑戦や成長の機会を奪うことではなく

「私は大丈夫」
「みんなも大丈夫」
「ぜんぶ上手くいく」
っていうのを、まるっと信じて
私は自分の心の声に、
素直に従うことだと思う。

それはまさに
自分の心に正直に
いまも未来も幸せな人生を歩むこと、
そのものだ。


不器用すぎてぐちゃぐちゃだけど
今こうしていることは、
そのために尽くした最善だと思う。

そのことに今は、誇りをもっていたい。
今わたしは、ようやっとなにもない、
スタートラインに立ったのだと思う。